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袴を着るなら押さえておこう!袴のマナー
■袴を着るなら押さえておこう!袴のマナー
一度きりの卒業式。華やかな袴を着て出席する方が増えています。最近はレンタルの袴も増えて、袴コーデの幅も広がっています。普段なかなか着られない袴姿をとびっきりおしゃれに着こなせば、とても素敵な思い出になりますね。でも、着慣れない袴だからこそ、袴を着たときのマナーを知らない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、袴を美しく着こなすためのマナーをご紹介します。
まずは卒業式の会場でのマナーです。椅子に座るときは、洋服のときのように深く腰掛けるのではなく、浅く腰掛けましょう。袴をスカートのように押さえて座ると、布地が引っ張られて着崩れの原因になってしまいます。椅子に座るときは、袴の両脇にある隙間から後ろに手を入れて、引っ張らないように余裕をもたせると座りやすくなります。また、浅く腰掛けて背筋を伸ばすと、綺麗な姿勢に見えますよ。
会場での階段を移動するときは、袴の長い丈をうっかり踏んでしまうこともあります。階段を上るときは、袴の両脇から手を入れて、袴の前側を浮かせながら上りましょう。階段を下りるときは、同じように袴の後ろ側を浮かせます。裾を踏んでしまうと着崩れの原因にもなりますので、階段を移動するときには気をつけましょう。
卒業式の後、食事会の予定がある方もいらっしゃいますよね。食事会の乾杯では、腕を高く上げるときに袖から二の腕が見えてしまうことがあります。和装では袖から腕が見えるのはマナー違反です。袖口を反対側の手で押さえて、腕を見せないようにするとスマートになります。同じように、食事をするときも袖が食べ物で汚れないように、袖を押さえるように心がけましょう。
次に、袴姿でのトイレのマナーです。トイレに入るときは必ず、裾が床につかないように袖を袴の帯の中に入れます。そして、袴はスカートと同じように筒状になっているので、ロングスカートと同じ要領で済ませることができます。終わったら手を洗うときに裾を濡らさないように注意しましょう。着慣れない袴ですから、時間に余裕を持ってトイレに行くようにしてくださいね。
卒業式の前後には車に乗ることもありますよね。裾の長い袴では、車に乗るときに無理に引っ張って着崩れてしまうことも…。車の乗り降りには、袴の裾を持ち上げて、車に対して90度の方向を向いてお尻から乗ります。そして、袖を膝の上にのせてからお尻を回して、脚を車の中に乗せましょう。裾や袖を車のドアに挟んだりしないよう、注意しながら乗り降りしてくださいね。
マナーは、服を汚さないためだけでなく、美しく着こなす作法も含まれます。普段着慣れない袴だからこそ、基本的なマナーを心得て、スマートに着こなし、思い出に残る卒業式にしたいものですね。