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卒業式で袴を着るようになった理由
■卒業式に袴で出席するのはなぜ?
卒業式シーズンになってくると街中にも袴姿の女子学生の姿を見ることができます。晴れ晴れとした顔で、見ているこちら側もとても気持ちの良いものですね。可愛らしいテイストや、凛々しいテイストなど、たくさんのテイストがあって私たちの目を楽しませてくれます。
現在は卒業式に着用されている袴ですが、明治時代は女性が学校に通う時に制服として用いられたとのことです。現在の姿の始まりは制服だったと言えます。明治時代には制服だったものが、何故卒業式に着用することになったのでしょうか。
■女性の袴のはじまりは明治時代
明治時代、女性の学問への道が開かれ、当時の女性は男性用の袴を着用していました。それが、世間からは醜く荒々しいと評判が良くなかったのです。このことから、女性の袴の着用は禁止されてしまいました。しかし、その数年後に、下田歌子という教育者がせっかくの機会を無駄にしてはいけないとの思いで女性用のものを作り出したのです。宮中に使用されていたものを参考にしてプリーツを入れて、動きやすく、色は宮中で未婚女性が身につける海老茶色にしました。それが、多くの人の支持を受けて、全国的に広がっていったのです。以前は着物の柄は矢絣が定番で、矢絣は矢のように真っ直ぐ進めと言う意味が込められ、卒業式という旅立ちにふさわしいとされました。
今日ではレンタルでいろいろな柄や色合いのものが多くあります。何度も着るものではないからこそ、大切な日の思い出に是非袴姿で記念日を華やかに着飾ってみませんか。