袴レンタルｎａｖｉのお役立ちコラム

■初めてでも簡単♩着付けを先取りチェック！

卒業式に袴をレンタルして履いてみたいという方はたくさんいると思います。
しかし着付け方を教えてくれる所はそうそう見つけられません。
そこで意外と簡単に自分で着付けられる袴の着付け方をご案内します。
ぜひ卒業式に挑戦してみましょう。

袴をつける場合は、普段とは違う着物の着方をします。
まず裾は床上２０センチぐらいになるように短くしておきます。
袴を合わせたときに帯の上側が１センチから２センチぐらい出る高さに帯の位置を調整します。

帯の高さに見当をつけたら伊達締めをして、帯を巻きます。
衿合わせは普通の着物のときより少し深めにします。
半衿は１センチから１．５センチぐらい出しておきます。
帯は文庫の羽根は身幅より狭くなるように小さく結びます。

袴の前紐を帯が１センチから２センチぐらい出るようにして当てます。
次に前紐を後ろにまわし帯の結び目の上でクロスさせて帯にしっかりからませて紐を前にまわし、右脇で左紐を上にして引き締めながらクロスさせます。

下側の紐を折り上げて、左紐の上にねじれないように気を付けて重ねながら後ろにまわします。
紐は帯の結び目の下で解けてこないようにしっかりと結びます。
後紐の上側を背中にぴったりと当てて、下側は帯の結び目の上にのっけるようにして紐を前にまわします。

左右どちらでもかまわないので片脇で右紐を上にしてクロスさせて、ひと結びします。
上になっている紐で輪っかを作り下になっている紐で輪っかを巻きこむようにして蝶結びにします。
左右の輪っかを同じ大きさにして残った紐は下に垂らします。
これで出来上がりです。